スカウト業務interview06

結婚をするタイミング
“新たに別の仕事”挑戦!

ウィルグループの特例子会社、ウィルオブ・チャレンジです!
バックヤード業務や事業部・外部企業様からご依頼ををいただいた事務的なお仕事を担っております!

今回は、郡山センターでご勤務くださっている弊社社員に、お話をお伺いしました。

高山さん写真
プロフィール
高山 寛司さん
Kanji Takayama
精神障害(成人期ADHD)3級
前職を退職後、職業訓練校にて勉強をし、就労支援サービスの紹介で2025年6月に株式会社ウィルオブ・チャレンジに入社。
現在は、郡山センターにてIT技術者の求職者を発掘するスカウトメールの業務を担当。

初めての業務でもかなり安心した状態で
教えてもらうことができたと思います。

今日は色々とお話を聞かせていただけたらと思いますので、よろしくお願いいたします。

よろしくお願いします。

じゃあ、まず高山さんの自己紹介を聞かせてもらってもいいですか。

高山寛司と言います。1997年生まれの、今年28歳になります。
秋田県生まれで、18年間秋田に住んでいたんですけど、その後、大学で北海道に4年間。あと1年間だけ地元の秋田に戻ってきたんですけど、大学の頃の友人のお誘いで、福島県の郡山市に来て、そのまま5年目になりました。

だいぶ色々なところを点々とされたんですね。
差し支えなければ高山さんの病気、障害のことについてお話しいただけますか。

成人期ADHDという診断を受けまして、小さい頃からADHD多動症というところはあったんですけれども、社会人になってから仕事をする上で目立つようになってしまいまして、病院で診断を受けて、成人期ADHDの診断をもらいました。

ウィルオブ・チャレンジに入社された経緯を教えていただいてもいいですか。

前職で食肉工場で働いてたんですけれども、今年の2025年に結婚することになりまして、そのタイミングで別の仕事に挑戦してみようと考えまして、それで一回仕事を辞めました。その後、職業訓練校に行ってウェブデザインを勉強してたんです。 ウェブデザインの勉強したのですが、次の就職をどうしようかなと思った時に、事務経験があったので、事務系の職業にもう一回就きたいなというふうに考えていたので、そのことを就労支援サービスの人に相談して、このウィルオブ・チャレンジを紹介してもらったという経緯になります。

ありがとうございます。
これまでの経験を生かして、ウィルオブチャレンジで事務のお仕事をやってみたいというところだったんですね。
現在はどのようなお仕事をしていますか。担当業務を教えてください。

自分は今、TCスカウトという業務を扱うチームで、エンジニアさん向けの転職エージェントのコンシェル業務を行っています。具体的には、エージェントが企業さんと求職者さんをマッチさせるので、必要になる求人情報とか、求職者さんの情報をシステムに入力するという業務を行なっています。

難しそうなお仕事ですけど、日々の業務で高山さんが特にやりがいを感じるなって思う部分はどこですか。

個人的になりますが、求職者さんのレジュメとかプロフィールを見て、求人に応募してくるんですけれども、レジュメとか見ていると、いろんな世代とか性別とか国籍の人がいるんです。けっこう日本以外にも中国とか韓国の人とか、アジア系の人がいるんですけど、そういう人達のいろんなバックボーンや、その人達はどういう理由で転職したいのだろうと思いながら見ていると、顔も見たことないのにだんだん親近感が湧いてきて、応援したくなる気持ちになったりするんです。なので、ここの企業に受かるといいなとか、ここの経歴があるのか!とか、自信を持って頑張ってほしいなとか、そういうことを考えながら入力作業をしています。それで、もし少しでも彼らの転職活動の一助になることができれば嬉しいなと思いながら、日々の業務に励んでいます。

ありがとうございます。
逆に高山さんが感じている課題とかってありますか?

やっぱり自分の知識不足ですよね。TCスカウト業務の中だと、主にITエンジニアさんの転職活動をお手伝いする業務なんですけど、その業務の中で、やっぱりエンジニアさんごとの経験とか使用するプログラミング言語、種類だけでも理解しておかなきゃいけないということで、現職の方からしたら結構基本的な知識だったりすると思うんですけど、専門知識の全くない自分からしたら、業務以外にもIT知識をインプットしなければいけないっていうのがあるので、そこはちょっと大変でした。

エンジニアに関わる業務は全くの未経験でスタートされたんですね。

そうですね。全く経験はないです。前職まで工場勤務と役所仕事をしてきたことしかなかったので、全くの未経験です。

ありがとうございます。
未経験からのスタートで、高山さんの中でも不安があったかと思いますけれども、チームのサポート体制とかはどうでしたか?

かなり丁寧な感じでした。初めてやるということで、基本的な知識すらないことが前提で業務を動かしていくので、わからないことを質問しても、とても丁寧に教えてもらえましたし、 違った質問を何度もしちゃうんですけど、その度にこちらの意図を組んで、疑問点を的確に教えてもらうことができたので、初めての業務でもかなり安心した状態で教えてもらうことができたと思います。

ありがとうございます。
チームの体制のところで、ここはちょっと改善が必要じゃないのかなって思った点はありますか?

特にそんなにはないんですけど、業務量に波があるので、余裕がある時と忙しい時の業務の振り分けなどについて、ちょっとチーム全体で改善案を出し合いながらやっているところではあります。

チーム全体でより良い体制を取っていくという姿勢なんですね。

そうですね。業務量どころか、業務内容すら変わっちゃうことが多いので、効果的な改善案があれば、上司の意見や、僕みたいな新人の意見であっても、関係なく実行してくれるような柔軟性はすごくあるチームだなと感じています。

ありがとうございます。

コミュニケーションを作ってみんなと仲良くなろうって
いうのが大事なところはあります。

次に、業務でやりやすいなって感じている点はありますか?

今、チームで共有している業務管理シートというのがあるんですけど、それのおかげでかなり業務しやすいかなと感じております。
個人の業務効率には直接影響はないんですけど、誰が何の業務をやっているのかを把握し、自分がどの業務を行わなければいけないのかが明確に分かるようになっているので、プロジェクト管理とか業務量とか、そういうのを管理するのが自分は障害特性上、苦手なのでそういう自分からしたら、頭を悩ませる要因がかなり少なくなっていて、とても助かっています。

そうなんですね。
業務をしていく中で、ツールとかいろいろ使っていると思うんですけれども、ツールは役立ってますか?

かなり役立ってます。業務ごとのマニュアルが用意されているので、それがとても役に立っていると感じます。自分もチーム内でいろんな業務を行ったり来たりしているのですが、自分はあまり物覚えが良くないので業務が変わる度に、これどうやるんだっけみたいなことがあるんですけども、 マニュアルがかなり細かいところまで丁寧に書いてくれているので、 自分の物覚えの悪さで困ったことはあまりないかなと感じています。

チーム自体が誰でもできるような、すぐ見てわかるようなマニュアルの作成とかにも取り組んでいることなんですね。それなら安心して業務ができますね。

そうですね。かなり安心で、不安はほとんど覚えたことがないです。

よかったです。ありがとうございます。
チームの雰囲気とかはどういった感じですか?

業務中は、割と堅苦しいコミュニケーションは無くて、むしろ業務中のチームビルディングやミーティングとかで、ちょくちょく冗談を挟んで笑い合えるような雰囲気はあります。基本的にそんな雰囲気感なので、仕事中に困ったことがあった時とか先輩に聞きづらいということになったりはしないです。

ちなみにチームビルディングっていうのではどういったことを行ってるんですか?

そうですね。自分まだ3回ぐらいしか行なったことがないんですけど、自己紹介をしたりとか、お互いの趣味だとかを話し合ったりして、他には占いの結果でお互いの相性みたいなのを見てみるみたいなのをやったりしました。

いろんなバリエーション豊かにやってるんですね。

そうですね。コミュニケーションを作ってみんなと仲良くなろうっていうのが大事なところはあります。

高山さんは今の業務をすごく頑張ってくれていると思うんですけど、仕事とプライベートのバランスっていうのはきちんと取れていますか?

そうですね。かなりバランスが取れてるかなと感じています。自分はけっこう動物が好きで、犬と猫とハムスターを飼ってるんですけど、動物をお世話しなきゃいけない時間に帰れないと困るっていうのがあるんですけど、ここの会社は基本的に残業や休日出勤がないので、そういうところではとても助かってます。

そうですよね。じゃあしっかりワークライフバランスを取りながら業務の方も頑張っているっていう感じなんですね。ありがとうございます。

サブリーダー的なポジションになりたいと
考えています。

次に高山さんの将来の目標についてお伺いしていきたいと思います。
今後、高山さんはどういったキャリアを描いていますか?

自分は、社内の事業開発部で動画編集者の募集をしているということだったので、いつか自分も動画編集の仕事をしたいと考えています。過去に趣味でちょっと簡単な動画編集とか、動画配信者さんが情報を発信するために、SNSとかで画像を上げるための素材とかを作ってたことがあります。自分自身もちょっとだけ配信したりとか、職業訓練校でデザインを学んでた経験があったので、この経験を仕事でも活かしてみたいなっていうふうに考えてます。

ありがとうございます。
会社からそういった高山さんがやりたいことに対しての成長、キャリア提供の支援についてはどう感じていますか?

自分だけじゃなくて、全体的に向上心とかチャレンジ精神のある人にとっては、すごく助かっているんじゃないかと感じています。先ほど言いました事業開発部のこともですし、人材開発部がteamsで全社員に向けて、希望の部門とかあったら挑戦したい人いませんか?という募集をしているのを見かけます。実際に応募してる人も結構いるんだなと感じているので、すごい前向きっていうか、平等にチャンスがあるなっていう印象です。

はい、ありがとうございます。
高山さんは今後どういったポジションに進みたいか教えていただきたいです。

ポジションっていう話だと、まず自分はサブリーダー的なポジションになりたいと考えています。今、業務する上で普段から面倒を見てもらっている上司はそういうポジションなんですけど、メンバーの業務管理とかリーダーのサポートもしていて大変そうだなとすごく思うんですけど、自分もけっこう人の面倒を見るというのが好きなので、いつかはリーダーポジションを目指すとして、まずはサブリーダーのポジションを目指したいなと考えています。

ありがとうございます。
最後になりますが、これからサブリーダーを目指していくっていうところであると思うんですけど、今後身につけていきたいスキルとか経験とかは何かありますか?

やっぱりマネジメントスキルかなと思います。
リーダーになるとやっぱりマネジメントスキルが必要ですし、下の人たちの業務のウェイトがどんな感じなのか、どのくらいのスピード感でこの人は進めていけるのかが分からなかったりするので、そういう面でマネジメント経験はやっぱり必要だと思いますし、メンバーをどういうふうに仕事を割り振っていかなきゃいけないのかっていうのが、日々の業務でリーダーを見て見習う必要があると思います。セルフマネジメントの苦手な自分としては、課題が山積みだなって感じます。

そうですね、チャレンジのサポート体制もしっかりしているので、少しずつスキルを身につけながら目指すポジションにいけるように頑張っていきましょう。
インタビューは以上になります。本日はありがとうございました。

はい。ありがとうございました。